6月29日
さて、きょうはあれですね。
「アルベール・カミュ祭」ということで、
カミュさんの戯曲『カリギュラ/誤解』を。
「カリギュラ」のほうは実際におったとかおらんかったとかいう、
ローマ帝国の皇帝カリギュラ(僕は歴史に疎いんです)のお話で、
「誤解」はタイトルどおりちょっとした、
でも決定的な誤解によって生じた悲しいお話です。
で、カリギュラ。これ、ヤバいです。おもしろすぎる。
「人間はすべて死ぬ。だから人間は幸福ではない」ということから、
「この世界は今あるあるがままの姿では我慢ならぬものだ」ということ、
つまりは人間と世界のあいだには明白な不条理が存在すると、
そのことに気づいた皇帝カリギュラはどうするのか?
とりあえずは「月が欲しい」とか言うんですね。これは、
「俺には月が必要だった。幸福と言っても良い。いや、不死身の生命か。
それはおそらく気狂いじみたものにちがいないが、
とにかくこの世のものでない何物かだ」
ってことで、そのこの世のものでないなにかを欲すること、
不可能を可能にしたときこそ自分は自由になる。
とカリギュラは思うわけなんですけれども、
これね、僕もこのまえに読んだばっかりの、
『シーシュポスの神話』の思想、
これと完全にオーヴァーラップするわけで、
この「カリギュラ」は普通に読んでもかなりおもしろいですが、
これ読むまえかあとに『シーシュポスの神話』を読むと、
いっそう楽しく読むことができるかと思います。
あれですね。商売人が抱き合わせでなんか買わせようとするときのテクニックですね。
6月28日
今日は家庭教師の日だったわけで、
家庭教師の帰りにCD屋さんでコアーズの、
"Borrowed Heaven"買ってみたりしました。
コアーズはあれですよ。アイルランド出身の、
3姉妹とお兄ちゃんというなんともドメスティックなバンドで、
『アメリカン・スウィートハート』の主題歌歌ってたり、
日本でもなんかの化粧品会社(多分ノエヴィア)のCMにつかわれてたりしましたね。
アイルランドはロイ・キーンだけとちゃうぞ。
と、がんばっておるわけですけれども、
僕が初めてコアーズ聞いたのはちょうど4年前、
僕がまだ10代でシドニーに行ったときでね、
そこで仲良くなったオーストラリア人の方にもらったMDで聞いたんですよね。
その方はびっくりするほど日本語が堪能で、
それもそのはず日本に何年か留学してたらしく、
僕がそのMDのお返しにブルーハーツのMDをあげてみると、
「リンダリンダ」は聞いたことあるっていうくらいなもんで、
そんなこんなで、"Borrowed Heaven"良いですよ。
僕はコアーズの曲では、
"And it doesn't really matter that we don't eat
And it doesn't really matter if we never sleep
No it doesn't really matter, really doesn't matter at all
Coz we were young then, we are so young, so young now
And when tommorow comes, we'll can do it all again"
っていう歌詞の"So Young"が好きです。
どっちがどっちをカヴァーしているのか、
はたまたどっかにオリジナルがあるのかはわかりませんが、
Mejaさんもどっかで歌ってる"Intimacy(スペルあってる?)"
もなかなか良いですね。
6月26日から27日
昨日のユーロのクオーター・ファイナル、
スウェーデン対オランダ戦観てたんですけれど、
僕は言いたいですね。お前ら、何時間サッカーやっとんねん?と。
ゲームがはじまったのが夜中の3時45分で、
PKにまで試合がもつれ込んで結局試合がおわったのは6時半。
ね、寝させてください。ええ加減にと思いつつも、
いやぁ、ええ試合でしたね。0-0で延長線でも決着つかず、
結局PKにまでいったあたりは、昨シーズンのCL決勝、
ACミランとユヴェントスの試合を思い出させますが、
内容的には大ちがい。ありゃあ、ええ試合でしたわ。
僕はどっちの国にもあんまり思い入れがない(まあ、
オランダはベルカンプがいるときは好きだった)んですけれども、
これ、どっちかの国が好きやったら、多分感極まってますね。
それくらいの緊迫した良い試合でした。
昨日はね、お買い物に行ってたんですよ。
服を何着か買って、ヤスヲ君からこのまえ貸してもらった、
ユーロ2004グループ・リーグのビデオ全10巻をダビングするために、
生ビデオテープを山盛り買って、ついでに生MDも買ってね、
そいでね、昨日はそれに加えて板も買ったんですよね。
普通の板。180mm×900mm×9mmのいたって普通の木材を4枚。
いやいや、あのね、一昨日くらいにここで、
「マンガ本を一気に片付けた」みたいなことを書いたと思いますが、
それはこれに至るための布石。下準備なわけでして、
いったい宮本圭は板をつかってなにをしておったのか?というと、
棚、つくってました。CD用の。
うぅん。棚っていうよりもあれですね。
棚のなかに入れる間仕切りをつくってたわけなんですよ。
説明するのめんどくさいし、画像で。こんなんです。
これで収容能力が2倍アップ。
これでまだまだしこたまCD買えます。
今まであれですからね。棚に入り切らなくってあふれたCDを、
床に山積みにしたりしてましたからね。
ちなみに、この写真の下の段のようにCDがなっている状態を、
俗に「背表紙真っ黒」と言います。いや、これ、メタルのCDじゃないですよ。
僕はメタルのCD1枚ももっていません。
しかしこの画像、フラッシュなしで撮ったからブレてて、
ええ具合になんのCDかわかんないですね。
6月25日
さて、昨日僕が観た映画っていうのはね、
『トレインスポッティング』『普通じゃない』
などの監督でおなじみのダニー・ボイル監督の『28日後』です。
これ、28日間の昏睡から覚めてみたら、
街にはだれにもいなくなっていた。28日間になにがあったのか?
っていう映画で、いや、ほんとね、最初っから良いですよ。
本当に街にだれもいませんからね。
最初のほうの街にだれもいないシーン
(ほんとに人っ子一人いないんですよ)は、
映像的にすごく美しいですし、人がだれもいない街は本当に寂しいですね。
で、なぜに街にだれもいなくなったのか?
っていうのは、まあ、なんやウイルスが蔓延して、
人が死に絶えたりしてたわけで、そこはやっぱり映画ですので、
そのウイルスに感染した人は、もれなくゾンビになれるという豪華特典つきなんですけれども、
このゾンビがねぇ、また良いんですよ。
普通のゾンビ映画のゾンビってね、
こう、ゆーっくりあるいてくるじゃないですか?
「う゛ー」とか「あ゛ー」とかうめきながら。
走って逃げたらええのに、なんでそんな動きがゆっくりのゾンビに捕まるのか?と。
これがゾンビ映画におけるストレスフルな点で、
まあ、逃げた先が行き止まりだったりなどでね、
いろいろと捕まる要素はあるにはあるんでしょうけれど、
このゾンビはちゃいます。行き止まりとかそんなん関係ない。
なんせ走って追いかけてきますからね。
ゾンビ、全力疾走。集団で、全力疾走。
ストライドも大きく、なかなかにきれいなフォームで追いかけてきよるわけです。
逃げるほうもこうなってくると必死ですね。
万引き見つかった中学生ばりに逃げよるわけです。
とまあ、今年はアテネオリンピックもあることですし、
この映画、スポーツ映画として観るのもありではないでしょうか?
いや、普通におもしろいですよ。あんまりこわくないし、
そういうのが苦手な人でも、じゅうぶん観れる映画です。
今日はお昼から本棚、っていうかマンガ本の整理してました。
まあ、ね。整理っていっても、僕の場合は、
本棚にあるマンガ本を段ボール箱に入れて、
デッドストックに送り込むだけなわけですけれども、
今日はね、かなり思い切りましたよ。
部屋にあるマンガ本のほとんど全部を段ボール箱収納にしてしまいました。
これで僕のもっているマンガ本約500冊のうちの9割、
なんとまあ、450冊が段ボール収納になっておるわけで、
もうこうなってくると、マンガ本もってる意味あんのか?ってなってきますよね。
知り合いの方に3年前にもらって一回読んですぐデッドストック入りした、
『美味しんぼ』なんて、すでに表紙を拝むことすら困難ですからね。
この2年間というもの、山岡さんの顔を僕は見ていません。
僕が見ていない2年間のあいだに栗田さんがいきなり不細工じゃなくなってたり、
海原雄山の主食がカップヌードルとかになってないんかな?
そうなってくると、僕ももう一回読もうかっちゅう気にもなるんですけどね。
で、残ったマンガ本は『スラムダンク』(これをデッドストックに入れるくらいなら、
僕はもっとちがうもんをデッドストックに入れます)と、
いまも続刊中の『サイコ』(これ、まだつづいてるよね?)と、
『ブラックジャックによろしく』これだけです。
『カイジ』はどうしようか迷いましたが、
とりあえず、新章がまたはじまったみたいだし、
いままでのやつはまあ、デッドストックということで。
6月23日から24日
昨日は朝からD社のサッカー大会へ。
いつもなら「昨日はサッカーでした」って書くまでに、
意味もなくけっこう引っぱったりするんですが、
今日はさくさくと書いていきます。いや、ほんとに。
昨日はね、D社とおなじ近畿のJ宅業界(これ、伏せ字の意味あるんか?)
のサッカーチームがたくさん集まって、
みんなで対戦していくという、
いわば、代理戦争的なサッカー大会でね、
D社は2チームがエントリーし、
僕と直樹君、それに助っ人外人としてやってきてくれたヤスヲ君を擁する、
D社Aチームという、これだけではなんにも意味がわからない、
名前だけ聞くとなにかの犯罪組織みたいなチームは、
チームもそれぞれの調子、特に僕と直樹君も良くなくってね、
5戦して、結局1勝3敗1分という結果でありまして、
3敗したゲームはいずれも大差をつけられ、
試合後の宮本圭選手背番号20番のコメントによりますと、
「いやぁ、レイプされたな。」
という、非常にひらきなおったコメントを残しておりました。
いや、でもね、D社のBチームは結局1勝もできなかったみたいなんで、
1勝できただけでもまだマシかと。
それに僕にしたって、点決めましたしね。
あれはアシストが良かった。アシストしてくれた人ありがとう。
全試合を消化し、1勝もできんかったBチームを馬鹿にしつつも
慌ただしくロッカールームでシャワーを浴びて、
僕と直樹君とヤスヲ君は自動車に乗り込み次の目的地へ。
次の目的地は甲子園。サッカーの次は野球ですね。
サッカーがおわったのが5時で僕たちが甲子園に着いたのは6時半くらい。
もう3回の表かそのへんで、1回の表に点いれられて、
その裏でそれを返したところは観られませんでしたけど、
ヒゲの下柳もがんばって投げててそのあとを0点におさえましたし、
5回8回にそれぞれ1点ずつ加えるという理想的な展開で、
阪神勝ちました。いやいや、勝って良かったです。
ヒーロー・インタヴューは僕が個人的に「のーやー」と呼んでいる、
このひ逆転のタイムリーを打った矢野選手でしたしね。
裏では巨人もボロ負けしたみたいですし、
もうね、ゲーム後の甲子園のまわりはカーニヴァルでしたよ。
それにしても甲子園、混んでますね。
僕が最後に甲子園行ったのは、
たしか18か9のときにこれもヤスヲ君と行ったときだと思うんですけれど、
そのときはけっこうすいてましたしね。
あんなに混んでるとは思わんかった。すげかったです。
直樹君にお家まで送って帰ってもらって、
昼はサッカー夜は野球と、そこはかとなく疲労を漂わせながらもシャワーを浴びて、
お酒をつくってそれを飲みながら、ヤスヲ君が帰りに貸してくれた、
「ユーロ2004グループ・リーグ全試合・ビデオ10本組」
のなかからフランス対スイスの試合をチョイスし、
サッカーの試合を観てました。
「ボールは、相変わらずのジダンです」
っていう実況に笑ってしまいながらも、
昼はサッカー夜は野球観戦、深夜にもまたサッカー観戦とね、
昨日はそういうスポーツづくしの1日でした。いやぁ、ええ1日でしたね。
今日はやはり筋肉痛が出てしまったので、
ゆっくり休もうと夕方に映画を観てたんですけれども、
まあ、そのことは明日にでも書きましょうね。
6月22日
良く考えてみると、なにやら今月はCDをたくさん買ってるみたいで、
それは多分、ずいぶんとまえに出たビョークの"family tree"っていう、
超激烈CD6枚組気狂いボックスセットが、
中古であって(中古でもそれなりに高かった。決断に3分ほど考えるほど)
それを買ったことが僕にそう思わせてるんだと思いますけど、
それを省いても、たとえそれを1枚として計算するとしても、
うぅん。けっこう買ってますね。
初めてHMVの通販を利用してCD3枚くらい買ったし、
その他にもボチボチと、週に2枚くらいはCD買ったような気がしますので、
あわせて、うぅん。10枚くらいCD買ったんでしょうかね?
けっこう多いですよね。これって。
そんなことを考えていると、直樹君から電話かかってきまして、
なにやら彼は部屋を片付けてると。
「で、お前が一番片付けるのに時間かかりそうな、
CDはどないしてんの?また壁に並べてるん?」
「うん。とりあえあず整理しようと思って、
CD屋みたいにしてるねんけど、それなりやで」
「それはアルファベット順にしてるってことか?」
「うん。50音順やけどな。あんまりすきがない」
「ええな。それ。背表紙は真っ黒か?」
「ああ。真っ黒やね。自分でもびっくりするわ。
マジで真っ黒。黄色とか白のジャケット全然ない。
CD屋にしたって、ジャンルひとつしかない」
これは、CDがメタルばっかりっていうことですね。
CD屋さんのHM/HR(ヘヴィー・メタル/ハード・ロック)のコーナーのCDは、
だいたいにおいて背表紙全部真っ黒ですので、
直樹君のもってるCDはそればっかりっていうことを言いたいわけです。
「ちょっとした悲劇やな。ディザスターや」
「あんな、今日もCD買うてしもてん」
「ん?お前、お金ないとか言うてなかったっけ?」
「あんな、CD、3枚も買ってしもてん」
「ヤバいな。今月何枚目や?それ」
「わっからへん。わっからへんけど、30枚くらい?もう、病気ですわ」
「背表紙真っ黒?」
「うん。つや消しの黒」
アホはいっぱいいるってことですね。
6月21日
先刻から開催されている「アルベール・カミュ祭、
または、ザ・不条理フェスティバル2004」をすこしお休みして、
ちょっとちがう本を読もうと思いまして、
そのね、お祭り開催中の中休みとして読むのに、
もっとも適した本の選び方というのをもとに、
厳正なる審査の結果僕がなにを読んだのかを申し上げるまえに、
その祭の休みのときの中継ぎとして読む本の判断基準というものを、
ちょっとここで挙げてみましょうね。
選択に対する基準は主に2つ。たった2つです。
1:祭のときに読んでいる作者と、おなじ国の人が書いた本は避ける。
おなじ国の人の本を読んだらお休みにならないですからね。
カミュさんはフランス人ですので、スタンダール、ミラン・クンデラ、
ボリス・ヴィアン、サガンなどの本以外。
2:テーマがおんなじような本は読まない。
カミュ祭のテーマは「不条理」とかそういうことで、
実存主義がどうのみたいなことですので、
ドストエフスキーとかは避ける。
っていうか、思想小説そのものがもう、ヤバい。
これでトーマス・マン、カフカなどがはじかれますね。
とかなんとか言いながら結局読んだのが、
J.D.サリンジャーの『フラニーとゾーイー』です。
いや、おもしろかったですよ。ええ中休みになりました。
このまま「J.D.サリンジャー祭り、若しくは、
家の塀は屋根より高いフェスティバル」に移行しようかと思ったくらい。
いやいや、そんなことはしませんよ。
とりあえず、サリンジャーの本のなかに出てくる人は、
みんながみんな山盛り煙草すいます。
今日は台風で家庭教師がなかったので、
1日じゅうお家にいたわけですけれどもね、
僕は「夏に聞く音楽」とか「雨の日に聞く音楽」とかなら、
それなりに選んだりできるわけですが、
「台風の日に聞く音楽」はなにが最適なのかがわかりません。
だれか「台風の日に聞く音楽」教えてください。
『なんとか・オブ・ストーム』みたいなメタルのCDはいやですよ。
しょうがないので"The melody at night, with you"を聞いたり、
ボブ・ディランの"blowin" in the wind"聞いたりしてます。
6月20日
さて、今日はなんのことを書きましょうね?
勢い余ってBBSにも書いたサッカーの試合、
オランダ対チェコ戦、いや、あれはマジで凄まじかったんですってばよ。
あら、奥さん。的なことを書いても良いんですけれども、
ここはひとつ。カミュ祭のことを書きましょうね。
というわけで、アルベール・カミュさんの『シーシュポスの神話』です。
これはね、極初期に書かれた思想的評論で、
『異邦人』とちょうど対応するようになっているわけなんですが、
ここでも何度も言ってる『異邦人』の書き出し。おぼえていますか?
「今日、ママンが死んだ」
ですね。ここで読む人はきゃーってなって、
あとは一気に読むことになる(しかも、次につづく文章が、
「もしかしたら昨日かもしれないが、私にはわからない」
ですからね。どないやねん?)という寸法になってるわけです。
そして、この『シーシュポスの神話』の書き出し。
これもなかなかにやりますよ。
「真に重大な哲学上の問題はひとつしかない。自殺ということだ」
ですからね。そんなこと言われたら読むしかないわけで、
カミュさんはなおもつづけますね。
「人生が生きるに値するか否かを判断する。
これが哲学の根本問題に答えることなのである」
で、まあ、それでもって自殺は正か?非か?ということを、
「不条理な論証」というかたちですすめていくわけなんですけれども、
はい。ここでもきましたね。不条理です。
かあさん。またもや不条理です。
横山やすしにとってのメガネです。
と、とおい目になりつつもね、
この「不条理な論証」はこういう文章で締めくくられるんです。
「いまや、問題は論証ではなく、生きることだ」
はい。カミュさんは自殺はいけん。と言うてるわけで、
ええラストですね。美しい。
これ、『シーシュポスの神話』のずっとあとになって書かれる、
『ペスト』のなかで主人公の医師が、
「ペストに、僕たちはいろいろなものを奪われた。
なぜ奪ったのか?という理由もわからないままに」
って新聞記者に言われたときに言ったセリフ、
「人間は同時に治療したり、わかったりはできないんです。
それなら、できるだけ早く治療するってことですよ。
このほうが急を要することです」
っていうのに似ていますね。
で、『異邦人』にとっての『シーシュポスの神話』の関係にあたるものは、
この『ペスト』にとっては『反抗的人間』という本らしく、
(これ、文中リンクはなしです。だってアマゾンで売ってないんですもの)
カミュ祭の次の本はこの『反抗的人間』ですね。
(webcatのリンクをはっておきますね)
6月18日から19日
昨日は早起きしてからに京都へ。
「早起きしてからに」って言いたかっただけで、
別にそれに対してなんら非難がましい感情は持ち合わせていません。
そんなことはどうでも良いとして、
お昼まえに京阪電車終点出町柳駅につき、
学校に行くのかと思いきや、出町柳の近所の本屋さんへ。
そこは本屋さんって言っても、古本屋さんでね、
多分、いまのところ僕のテンションが一番あがる本屋さんなんですね。
なんにせよ、店舗も広いし品揃えが良い。
あと、整理区分がちゃんとされてある。
古本屋さんって、ジャンル問わず適当に棚に入れてあったり、
アホみたいに床に本を積み上げてたりして、
まあ、そこからええ本を見つけだすという、
谷口浩探検隊的な楽しみもあるかとは思うんですが、
僕はあんまりなんですよね。山のように積まれた本からええ本探すのは。
だって、めんどくさいじゃないですか。
そりゃあ、どこになにがあるかわかってるほうが、
少なくとも僕には良いです。店内も清潔だし。
というわけで、ここの本屋さんはなかなかに素敵で、
僕がテンションあがるのも、まあ、わかっていただけるかと思いますが、
いや、そりゃね。なんか古本屋さんがたくさん集まってるようなところ、
あの梅田阪急の近所とかでも例外なくええことはええんですけれども、
あそこは全部が集合したてそれを一単位とみなす場合にええわけで、
一店舗単位で見た場合には明らかにって、
まあ、こんな話はどうでも良いですね。
そんな僕は昨日なにを買ったかといいますと、
アルベール・カミュさんの本とか彼に関する本とかを、
まあ、ぼちぼちと。ひとりカミュ祭真っ最中ですからね。
いやいや、欲しかった本が買えて良かったです。
で、なんで本買いに行くのに早起きしたかというとね、
本当は学校に行ってるナベ君とお昼ご飯を一緒に、
大学のときに良く食べていた焼きそばを食べようといっていたんですね。
でもナベくんはなにやら流感性感冒(風邪ですわな)にかかってしまったらしく、
学校には来れないということでしたので、
ひとりで焼きそば食べに行っても良かったんですが、
それも、まあ、けっこう歩かないといけないし、
実はお昼になってもあんまりお腹はすいていなかったので、
本屋さんの近所の喫茶店(ここも良く行きますね)で、
サンドウィッチとトニック・ウォーターのお昼ご飯を食べ、
食後に本も読んだりして、さあ、まだ昼過ぎやぞと。
さあ、どうしようか?などと思いつつ、
とりあえず電車で三条まで行って、四条までふらふらと、
本屋さん、古本屋さんじゃなくて普通の本屋さんで、
またもや本を、カミュさんの本じゃなくって、別の本を買ったり、
河原町から木屋町に抜けようとして、
風俗の呼び込みにいっぱい声かけられたりしながら歩いて、
夕方頃に大阪に帰ってきたわけです。
CD屋さんに行こうかと思ったんですけれども、
ひどいことになりそうだと思ったのでやめておきました。
本、いっぱい買ったしね。
ナベ君、風邪はなおったんでしょうか?
6月17日
今日は夕方に『インファナル・アフェア』という映画を。
これ、ちょっとまえに話題になりましたよね。
ハリウッドが香港映画史上最高額でリメイク権を獲得したとかって。
いや、正直僕は香港映画でハリウッドでリメイクされた映画って、
そんなんあったっけ?と、まったくわからないんですが、
マフィアの幹部が実は潜入捜査官で、
エリートコースを歩む警察官が実はマフィアっていう、
『おれがおまえで、おまえがおれで』みたいなお話です。
いや、これはおもしろい。
最初のカットで、あ。これは本気やなと。
つまりは世界市場を狙ってつくってるなと。
それから5分ははっきり言ってわけわかりませんが、
それもちゃんとあとからわかるようになりますし、
もうね、序盤の麻薬取り引きを警察が押さえようとするシーンなんてたまらんですよ。
なんていっても、取り引きしようとしてるマフィアの情報は警察に筒抜けで、
警察の情報はマフィアのほうにも入るわけですからね。
情報戦とかそういうのがめっぽう好きで、
このまえインターネットで戯れにやった犯罪者占いとかいうのでも、
「あなたが警察に捕まるなら詐欺罪で逮捕されます」
って言われた僕はオシッコちびりそうになるわけですけれども、
そういうのはまあ、序盤だけでね、
あとは潜入捜査をする苦悩だとか、
潜入したさき(警察もマフィアも両方ね)で仲良しになって、
信頼されてる人を結局裏切ることになるんですかね?
っていうような人間臭いことを言うわけですね。
ええですよ。この映画。
『フェイク』が好きな人は是非観てください。
『マトリックス』が好きな人はちょっとうれしくなるシーンあるので、
そういう人も観てください。
まあ、とりあえず、誰彼かまわず観てね。ってことですね。
これに気を良くしてかどうか、2もできるらしいです。どないやねん。
ところで、最初のほうでこの映画が、
ハリウッドでリメイクされるってこと書きましたが、
ブラッド・ピット主演になるらしいですね。
うぅん。どっちやるんだろ?
いや、多分、実は警察官って方だと思いますけどね。
じゃあ、相手はだれ?って話になりますが、
個人的にはガイ・ピアースが良いんじゃないかな?
とか思ったり。イーサン・ホークあたりもありですね。
6月16日
超個人的に「アルベール・カミュ祭」という、
東映マンガ祭並みにどうでも良いお祭りをひとりでやっていますので、
『転落/追放と王国』を読みおわり。
これね、『転落』という100ページくらいの中編小説と、
『追放と王国』っていう6編からなる短編小説集を一緒にした本なんですが、
もともとこの『転落』は『追放と王国』のなかのひとつのお話として、
カミュさんが書きはじめたんだけれども、
書いてるうちにテンションがあがったのかなんなのか、
とにかく長くなっちゃったから別々のものにしたらしくてね、
この両者のライトモチーフはおんなじで、
まあ、要するに「追放と王国」っていうことなんですが、
なんや知らんけど今あるところから追放され、
もう今までのところには戻れないと宣告された人たちは、
どこにこれからの自分の王国を見い出すのか?
っちゅうことでね、その追放される先は、
カミュさん的に申しますと不条理な現実なわけで、
厳密に言えば、「不条理な現実に追放された」のではなく、
「世界と自分との関係は不条理だということに気づいた。
っていうか、いきなり気づいちゃった」人たちは、
その先いったいどないすんねや?っていう話なんですが、
これをカミュさんはスペリングの良く似た二つの単語で暗に示すというか、
わしゃあ、こういう道があると思うというんですね。
それはフランス語のsolitaire(孤独)という語と、
solidaire(連帯)という1字しかちがわないのにその意味はまったくちがう単語で、
その王国の様相を示すわけですが、
なにがびっくりするってね、カミュさんが生前に発表した小説を、
僕はこれで全部読んじゃったということですよね。
カミュさんは寡作なうえに44歳という若さでいきなり死んじゃったので、
小説はこの『転落/追放と王国』以外には、
「今日、ママンが死んだ」でおなじみの『異邦人』と、
僕もこのまえ読んだ『ペスト』しか発表していないんですね。
いやいや、カミュ祭はまだつづきますよ。
ちなみに知ってる人も多いと思いますが、
アルベール・カミュさんはセイン・カミュさんの大叔父にあたる人なわけで、
このふたりの共通点は「やたら男前」ということですね。
6月15日
今日は別になんにも書くことないのですけれども、
そんな僕は昨日もユーロのイタリア対デンマークのゲームを観てたわけで、
このゲームもすごかったですね。
両チームともキーパーに神が舞い降りてました。
笑いの神じゃなくって、ほんまもんの神ね。
0-0のスコアレス・ドローでもええんじゃないでしょうか。
しかし、イタリアのどこが超攻撃的サッカーなんだ?
固く守ってボンボン前に蹴り出して、攻撃はフォワードまかせ。
伝統的なイタリアのサッカーやってましたね。
デンマークはなかなかにやりました。
両サイド大車輪。バンバンあがってましたよ。特に前半。
この試合のマン・オブ・ザ・マッチはやっぱりというかなんというか、
試合中ずっと神が降りてたデンマークのゴールキーパー、
トーマス・セーレンセンらしいんですけれども、
このイタリア対デンマークのまえに行なわれた、
おなじグループCのブルガリア対スウェーデンは、
0-5っていう大差でスウェーデンが勝ってるんでね、
次にあるスウェーデン対デンマークの試合もええ試合になるんではないでしょうか?
ひっさしぶりに代表復帰したラーションが2ゴールもあげてますからね。
でも、このスウェーデン対デンマークっていうのはね、
別の意味でなかなか見ごたえがある試合なんですよ。
なんでかっていうとね、両国とも選手の名前がややこしい。
デンマークはとりあえず「なんとかセン」っていう名前多すぎ。
さっきも御紹介したセーレンセンにマルティン・ラウルセン、
ヘンリクセンにヨルゲンセン。イェンセンっていう名前の選手なんて、
昨日の試合だけで、ニクラス・イェンセン、ダニエル・イェンセン、
途中から入ってきたクラウス・イェンセンと3人もいますからね。
一方スウェーデンのほうはというと、さっき御紹介したラーションを筆頭に、
イサックション、ヤコブション、ニルション、
アンデルス・スヴェンションとね、「〜ション」が山ほどいるわけです。
実は今回のユーロに限ってね、これはマシになったほうで、
一昔前のスウェーデン代表を知ってる方なら御存知だと思いますが、
昔はねぇ、デンマークに「イェンセン」がいっぱいいるように、
スウェーデンには「アンデション」っていう選手がいっぱいいたんですよ。
A・アンデションにP・アンデションにD・アンデションとね、
僕が知りうる限りレギュラーに3人のアンデションがいたわけで、
もうね、なにがなんだかわかりませんね。
これはかなり試合観てるときも大変なわけですよ。
頭脳をフル回転させな、今ボールもってるのは「なにセン」なのか?
イェンセンだとしたらそれはどのイェンセンなのか?
はたまた今ボールもってるやつにタックルいったのは「なにション」なのか?
アンデションだとしたら、それはAなのかDなのかPなのか?
サッカー観戦はときとして頭わきそうになったりするもんなんですよ。
あとオマケとして、オランダには「ファンなんとか」多すぎ。
っていうのもありますね。
6月13日から14日
昨日もなんやかんやで堺市へ。
いやいや、家庭教師とちゃいますよ。
家庭教師は中百舌(一昨日も書いたな。これ)ですが、
昨日は南海電車の堺東へ。いや、ここ初めて行ったんですが、
想像の2500倍くらい都会でびっくりしました。高島屋ありますやん。
僕のなかでは、堺市=空き地。的な公式が成り立ってるんですけどね。
で、そんな意外に都会な堺市でお友達と昼ご飯食べたり、
昼間っからビール飲んだりね。まあ、日曜日ということで。
お天気も無駄にさわやかだったことですし。
で、今日も今日とて堺市へ行ってたわけですよ。
今日は家庭教師ですね。明らかに。
もうね、3日連続なわけですよ。
もう、いっそのこと堺市に引っ越したろか?
っていう勢いなわけですよ。
3回堺市に行くのは2回和歌山県に行くのとおんなじことですからね。
っていうか、堺市は僕のなかですでに和歌山ですからね。
ちょっとまえに堺市にすんでるお友達に、
「あれやろ?堺市って自動販売機のジュース、まだ100円なんやろ?」
「まだ当たり付きの自動販売機あるやろ?一緒にガムも売ってたりするやつ」
とか言ったら、シバかれそうになりました。
それにしても昨日のユーロ、イングランド対フランス戦観ました?
あれ、すんごかったですよね。すごい試合でした。
夜中っていうか、早朝から叫びましたよ。
「ハゲが防ぎ、ハゲが決める」
昨日の試合はこれに尽きると思います。
ロスタイムの3分間に2点を決めて1-0の試合をひっくり返すなんて。
マジでわけわかりませんね。あれですよ。
98-99シーズンののCLの決勝戦のね、
バイヤンとおマンチェの試合もそんなんでしたよね。
ロスタイムまで1-0かなんかでリードされてたおマンチェが、
3分間にセット・プレイから2点返して優勝っていうね、
昨日とまったく同じ展開だったはずです。
で、そのときの2得点の基点はベッカムさんですね。
なんせセット・プレイはベッカムさん蹴りますから。
昔バイヤンにやったことを、そっくりそのまま、
ジダンにやり返されたわけです。うぅん。
今日はイタリア対デンマークの試合がありますね。
見どころはあれですよ。昨日のイングランド対フランスはね、
おなじアーセナルに所属している選手同士のマッチ・アップ。
右サイドハーフのピレスと左サイドバックのコール。
フォワードのアンリとセンターバックのキャンベルのマッチ・アップ。
(アンリは結局あんまりなんにもしませんでしたけどね)
なんてところが見どころだったわけですが、
ACミランのトマソンと、おなじチームのネスタのマッチ・アップなんですかね?
微妙にカッサーノに期待しています。
カッサーノ、わけわかりませんからね。
6月12日
今日はちょっと少なめに。急いで書きますね。
夕方に今日は堺市へ。いやいや、家庭教師とちゃいますよ。
家庭教師は地下鉄の中百舌で降りるんですが、
今日はそのひとつ手前。新金岡ですね。
新金岡で降りて行った先は大泉緑地というやたらデカい公園で、
今日はね、そこで24時間マラソンっていうのをやってたんですね。
マラソンって言っても、24時間って言っても、
別にひとりで24時間走るわけじゃなくって、
1周3キロの公園内を何人もしくは何十人かでたすきをつないで、
みんなでぐるぐるぐるぐる24時間走り回るというマラソンです。
っていうか、リレー的ななにかですね。
それにお友達やらお知り合いの方たちが毎年参加してらっしゃるので、
それを見に行ってたんですね。
いや、僕は走ってませんよ。
明らかに無理です。3キロも走れるかと。
3キロ泳げとかなら、まだ、まあ、真顔でそれくらいは泳げますけどね、
走れとなるとね、いろいろとまあ、ね。
っていうか、そんなの絶対に無理だ。
で、さっき帰ってきたわけですが、
24時間マラソンというのは明らかに字面から見てもどこから見ても、
24時間走るわけで、今現在も走っておるんですよ。
明日の正午まで。
僕はサッカー観なきゃいけないから帰ってきたっていうのに。
そう。もうすぐね、ユーロ2004が開幕するんですよ。
開幕戦はポルトガル対ギリシャ。
これはね、観なあかんわけですよ。
セサール・マヌエル・ルイ・コスタさん。たのんまっせ。
キック・オフまであと30分。
ということで、今日はこのへんで。
6月11日
あぁ。いやだなぁ。
できればこのこと書きたないなぁ。
でも、今日は書くことないから、
つべこべいわずに書いちゃいましょうね。
最近ね、新聞屋さんに映画のチケットもらったんですよ。
これ、このサイトを前から観てる方にはわかると思うんですが、
千日前国際シネマと千日前国際地下でしつかえない、
日本映画もしくはピンク映画しか観られないという、
それで購読者数が増えると本気で思ってるんですか?
とついつい朝日新聞に問いただしたくなるようなチケットでね、
まあ、去年もらったときは泣く泣くお友達のナベ君とふたりで、
生まれて初めてのピンク映画を観て、
いろいろな大切なものを失った気がするんですが、
そのあたりのことは去年の7月の日記の21日あたりを観てもらえればと思います。
で、まあ、今回もとりあえずね、もらってすぐにナベ君に言うてみたわけですよ。
「なあ。映画のチケットもらってんけど、映画観に行きませんか?」
「え?映画のチケットって、まさか、あれ?」
「ん。あれやなぁ。まあ、人生あきらめが肝心やわな」
「いや、ちょっと待って。おれたちにはまだ残された希望があるやろ?
たしか日本映画も観れたやろ?それ」
「うん。さっき調べてみたらな、『シルミド』っていう韓国映画やった」
「んんん〜。あいにくと朝鮮半島には興味ないわぁ」
「うん。俺も。韓国映画には毛ほどの興味もない」
「え?じゃあ、まさか、やっぱり、おれたちはあれ観るの?」
「そうさねえ。最後の残された希望も断たれた今、
僕たちには地下に潜るという道しか残されていないですよねぇ」
「マジかぁ。そのチケット、いつまでいけんの?」
「ん?今月いっぱいまで」
「お。じゃあな、もしかしたらその韓国映画が全然客入らんくて、
今月末くらいまでにおわる可能性もあるんやんな?」
「うん。まあ、そういうこともありうるかもな」
「なあ、待ってみいひんか?月末まで」
「うん。ええで。俺も是非それでお願いしたい」
「オーケー。ところで、ピンク映画ってなにやってるん?」
こういう非常にやるせない会話がナベ君とありまして、
一応僕もなかば覚悟を決め、ピンク映画の上映スケジュールを調べようと、
インターネットで「千日前国際地下 ピンク映画 上映スケジュール」
というキーワードで検索した結果がこれ。
いや、ちょっと待てと。おかしいやろ?
この検索結果はどう考えてもおかしいやろ?
こんな検索結果ではまるで僕がこういう人、
劇場支配人かなんかだと思われるじゃないですか。
ちょっとインターネット社会に限界を感じつつも、
なんとか調べた千日前国際地下劇場、6月後半のラインナップはですね、
○ 絶倫69歳 和服新妻の初夜
○飼育のレズ部屋 熟れすぎた恭子
○高校教師 異常な性癖
いや、ちょっと待てと。おかしいやろ?
なんですか?この「絶倫69歳」っていう、
かなり最悪に近い響きのタイトルは。
絶対に観たくない。これは、本気で。
まともに観れそうなのって「高校教師」くらいじゃないですか。
主題歌は森田童子ですか?
あぁ。もう、堪忍してください。
69歳て。おばあちゃんやん。
6月10日
昨日にいろいろと抱えていたお仕事などが、
一気にバタバタと片付き、
どれもこれもそれなりに良い結果などが出そうなので、
それはそれはと今日はね、
ゆっくりと映画でも観ようかなと思って、
きっとあんまりゆっくり観られるような展開じゃないだろう、
『アイデンティティ』という映画を。
これね、田舎町のモーテルに10人の男女が集まるんですね。
なんで集まったかっていえば、
降りつづく豪雨のために道路が通れなくなっちゃって、
やむなくそのモーテルに泊まらなきゃならなくなっちゃったんです。
集まったのは落ち目の女優のドライヴァーとその落ち目の女優、
8時間前に結婚したばっかりのカップル、
仕事をアガッタばかりの売春婦などなど。
さらにはこの雨で身動きがとれなくなった、
囚人を刑務所まで護送する途中の警察官と、
護送されてる途中の連続殺人犯までもが、
このモーテルに1泊することになるんですね。
で、まあ、この映画はサスペンス映画なので、
やっぱり人がひとりずつ殺されていくわけですね。
降りしきる雨、雨により寸断された道路。
電話も、警察無線も豪雨で通じない。
外部から隔絶されたモーテル。
もうね、サスペンス映画の王道の設定なわけですが、
この映画はね、それだけじゃないんですよ。
なにしろね、いや、これは言うたらあきませんね。
トリック(ここで言うトリックは殺人犯が仕掛けるトリックっていう意味じゃなくて、
この映画自体のトリック、まあ、オチとも言いますよね)がわかってからも、
もう2回くらい楽しめますよ。
そんなに強烈に「わお。すげえな」とはなりませんが、
いや、この映画はけっこう新しいんじゃないでしょうか。
そうか。そう来たか。うまいことやったな。
まあ、アリやわなってね、なると思いますよ。
時間も90分あるかないかくらいで短いですし、
これはね、おもしろいですよ。けっこうおすすめです。
リュック・ベッソンプレゼンツの"EXIT"的なお話ですね。
6月9日
"J.P.〜"っていう言葉の、この〜の部分に入る言葉って、
みなさん、なんですか?
僕の友達の友達(つまり全然知らん人ですね)が就職しただか、
試験を受けただとか聞いたような気がする、
外資系金融証券会社のJ.P.モルガンを思い浮かべた人もいるでしょう。
はたまた僕がカナダに行ってたときに、
そこのホームステイ先の母ちゃんが良くキッチンですっていた、
J.P.S.(John Player Special)っていう煙草を思い出す人もいるかもしれません。
まあ、そんな前フリはどうでも良いとして、
今日はJ.P.サルトル(ジャンポールサルトルですね。正しくは。
ボリス・ヴィアン的にいえばジャン=ソール・パルトル。
ま、そんなことどっちでも良いことですけどね)さんの、
『嘔吐』という本を。これ、タイトルが「嘔吐」ってなってますけれども、
この本の原題の"La NauSe'e"っていうのを仏和辞典で調べてみますと、
「吐き気、嘔吐、嫌悪感」とあってね、
どっちかっていうと「吐き気」のほうが近いんじゃないかと思います。
主人公はしょっちゅう吐き気に襲われますが、
本当に吐いたりはしませんからね。本当に吐いちゃうと、
このお話の意味がなくなっちゃいますしね。
で、この主人公のロカンタンはなにに対して吐き気をもよおすかというと、
「存在」が彼の吐き気の原因なわけでして、
これ、あれですね。哲学の存在論がどうのっていう話ですね。
この主人公は存在に対して吐きそうになるほどのプレッシャーを感じたわけですが、
このほかにも存在に対していろいろと実際に言った人はけっこういて、
アリストテレスは「存在の認識は一種の強烈な驚きだ」みたいなことを言うてますし、
ライプニッツは「なぜなにもないのではなく、なにかが存在するのか?」
ウィトゲンシュタインも「神秘的なのは世界がどのようにあるかではなく、
世界があるということである」とか言うてるんですね。
というわけで、この「存在ってなに?」っていうのは、
ソクラテスのギリシャ以前から言われておったことなわけですね。
まあ、この「嘔吐感」とか「存在」がどうのこうのっていうのは、
僕としてはあんまりどうでも良くって、
あんまり大したことないんじゃないんですかね?って感じなわけですけれども、
このお話のラストに至るまでの意識の流れはね、良いですよ。
なかなかやりますよね。
"Some of these days, you'll miss me, honey"
らしいです。良いですよ。このラストは。
今日はサッカー勝ちましたね。ワールドカップ予選。
7対0って、なんちゅう虐殺ショーでしょうか。
サッカーと言えばね、
A:ゴール前で味方がパスを出す。目の前にディフェンダーはひとり。
B:ボールを受けてシュート・フェイント(シュート撃つふりをして、
実は撃たないっていうフェイント)を入れて、ディフェンダーをかわす。
C:目の前にはキーパーだけ。キーパーの位置をちらっと確認する。
D:さあ、シュートだ。と思って、ボールを見たら、
ボールがない。どこかに消えてしまったみたいだ。
E:味方から散々ブーイングを受ける。いや、ボールがなくなったんだってば。
さっきまであったのに。キーパーの位置確認してるあいだに消えてなくなったんだってば。
F:そんなこと関係なくゲームは進む。
Aに戻る。またおなじことの繰り返し。
というかなりの悪夢を昨日の晩に見ました。
もうね、無限ループ。結局、4周目ぐらいに目が覚めました。
最低な夢でしたね。
6月8日
というわけで、アルベール・カミュさんの『ペスト』読みおわり。
いや、これね、まえに読んだ『トニオ・クレーゲル/ヴェニスに死す』の、
どっちか片一方で、原因不明の病気になるとかならないとか、
(もちろんおぼえていますよ。でも、まあ、
どっちって言っちゃうと、これまだ読んでない人にはつまんないでしょ?)
それはたしかコレラ的な疫病だったと思うんですが、
そういうシーンが出てきたので、じゃあ、疫病疾病つながりということでね。
なんて縁起でもない関連だ。とも思いますが。
これ、アルジェリアのある市にペストが流行するという想定で書かれたお話でね、
もうね、そのペストが爆発的に氾濫するまえ、
ペストの予兆の部分からすでにおもしろいです。
「え?これ、どうなんの?つぎはどうなんの?」
と、ドキドキしながら読めますよ。
って言ってもまあ、この本はタイトルからしてがすでに、
『ペスト』ですので、次にやって来るのは完全にペストなわけで、
百日咳とかが流行るとこっちも困ってしまうわけですが、
まあ、それはそれで。いやぁ、おもしろかったです。
ペストが蔓延する封鎖され、外部から隔絶された街のなかで、
いつ襲いかかってくるともわからない死の病に直面した人々は、
一体なにをするのか?なにを考えるのか?
ええですね。すばらしいですよ。しばらくはカミュ祭をしましょうかね。
「人間は犠牲者たちのために戦わなきゃならんさ。
しかし、それ以外の面でなんにも愛さなくなったら、
戦ってることがいったいなんの役にたつんだい?」
あれですね。アフリカで昔おこったエボラ出血熱についての、
『アウトブレイク』と似たような感じですね。
まあ、こっちはなんか半ドキュメンタリー、
半エンターテイメントみたいな感じだったと思いますけど。
たしか、ダスティン・ホフマンさん主演で映画化もされてるはずです。
ほら、やっぱりね?
6月7日
今日は家庭教師の日でしてね、
それを滞りなくおわらせてお家に帰ってきて、
実は3日前くらいに本も1冊読みおわってたのに、
『スクール・オブ・ロック』のことを3日くらい引っぱりましたので、
そのことも書いておかないとええ加減忘れてしまいそうなんでしが、
実は今日はやることたくさんあって、
ここの更新も放置プレイにしちゃおうかな?っていう勢いだったんですけれど、
まあ、それもあれですので、ぱぱっと。
やっつけ日記を。すこしだけ。箇条書きでも良いですか?
○昨日買おうかどうか迷って、結局買わなかったら、
実はそれは絶版になってる本だった。
その本を今日、家庭教師の行きしなに買いました。
ジョン・アーヴィングさんの『ウォーターメソッドマン』
○ついでに昨日にひきつづき、集英社世界文学全集を。
今日はチェーホフ。
正直、『黒衣の僧』だけのために買った趣がないでもない。
まあ、オーケーです。
でも、家庭教師の行きしなに買いましたので、
バックパックが絶望的に重いものとなり、
もう、やめようかと思ったり思わなかったり。
なにをやめようというのか?
○最近、メールで良くウィルスが来ます。
僕はマックをつかってるのでウィルス的なものはまったく関係がないわけなんですが、
あんまり気分の良いもんじゃないですよね。
で、いつもは外国からウィルスが来るんですが、
今日はなんと日本人から来ました。全然知らない人だけど。
しかも、企業のドメインで。だれでも知ってる財閥系大企業系列の会社のドメインです。
これって、企業ぐるみで感染してるってことなんかな?
でもIP調べたら、普通のインターネット接続サーヴィスで送ってきてるみたいなんで、
多分、この送ってきた人のパソコンが感染してるんでしょうね。
会社まるごとそれはそれは感染してたらやばいですよね。
ただでさえその系列の会社、今ヤバいのに。みなさんも気をつけて。
っていうか、これ、どこの会社かわかっちゃいますね。まあ、良いけど。
そこの一会社ですね。
オーケー。ここまで10分で書きました。
まあ、今日はこんなもんで。
明日に本のことは書きますね。
あ。今日からクーラーつけてます。今日はあっちいですよね。
6月6日
今日は昨日の突発フリーズの傷もすこしばかりは癒えたので、
今度こそは『スクール・オブ・ロック』について、
なにがどうあんまりだったのか?っていうことを、
昨日パソコン止まるまえに僕がどういうこと書いたかもあんまりおぼえちゃいないし、
『スクール・オブ・ロック』観たのはすでに先週の水曜日、
(僕の感覚では、1週間は日曜日からはじまります)
4日もまえのことですけれども、まあ、なんとかね。
ちょっとだけ書こうと思います。
で、そのためには昨日なんで僕は、
「宮本圭おすすめ音楽がカッコ良い音楽映画」
っていうのを書こうとしていたかを書かなきゃなんですが、
それはね、ここで重要になってくるのは「音楽がカッコ良い」
っていうことでしてね、これ、あんまりカッコ良くないんですよね。
せめてラストの一番ええとこの曲だけでも、
圧倒的やったらそれで良いし、その曲だけのために、
僕もサウンド・トラック買おうかな?って思うところだったんですが、
それがあんまりでしたからねぇ。
おなじジャック・ブラックさんが歌うんなら、
『ハイ・フィデリティ』のほうが断然、圧倒的に良いです。
こっちはねぇ、泣きますよ。確実に。
ということを、昨日は書いていたわけで、
ほかにもストーリー的なこととか、構成的なこととかをね、
ネタバレしないように書いていたんですけれども、
まあ、もうええでしょう。
で、今日は図書館に行って、
平身低頭あやまりながら、すごくすごく返すのおくれてしまった本を返し、
その帰りに寄ったブックオフで集英社世界文学全集が山盛り売られてましたので、
とりあえず、フォークナーとバルザックを買ってきました。
あのねあのね、フォークナーは『アブサロム、アブサロム!』とか、
『死の床に横たわりて』とかが入ってるんですよ。きゃー。
もうね、これで350円っちゅうんですからね。たまりませんね。
あと、もう1册ほど文庫本買おうかと思ったんですが、
全集2冊とあまりにも重いし、ま、今度読みたくなったら買ったら良いやと、
今日のところはやめにしておきました。
で、そのね、やめたのは別に良くって、なんにも問題ないんですが、
お家に帰ってきて、今日買うのをやめた本をアマゾンさんで検索してみると、
なんてこった。もう絶版になってる本じゃないですか。
つまり、これ逃したら一生手に入らないかも知れない、
手に入ったとしても、定価以下で買えることなんてきっとない。
実際、古書検索サーチでその本を調べてみたら、
楽勝で定価より高かったです。ブックオフでは定価の半額。多分。
というわけで、明日の家庭教師の行きしなにでも、
またもやブックオフ行ってきます。まあ、そういうことです。
6月5日
昨日の日記に、
「『スクール・オブ・ロック』観たけど、あんまりだった」
みたいなことを書いて、しかもその理由もなにも書かずにおわっちゃってて、
それではあまりにも不親切すぎるんじゃないか?ということで、
どこがどうあんまりだったのか?ということを書き、
ついでに宮本圭がおすすめする音楽がカッコ良い音楽映画というのも、
4つか5つほど列挙して、
今日は夕方に髪を切りに行ってましたので、
そのことについても5行くらい書いて、
さあ、おわったぞと。今日の日記おわったぞと、
文章を保存しようとしたその矢先、
パソコンが止まりました。
もうね、なんなのだ?と。
それは一体なにプレイなんだ?と。
最初から書きなおす元気なんてありゃしもないです。
今日はひっそりとこのままフェイドさせてください。
今日は枕を泣き濡らさせてください。
あぁ。もう。
ちなみに「宮本圭が選ぶ音楽がカッコ良い音楽映画」っていうのは、
『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』
『ハイ・フィデリティ』
『あの頃、ペニー・レインと』
『ヴェルヴェット・ゴールドマイン』
『天使にラヴ・ソングを1と2』
です。もうね、リンクはる元気もないわけですよ。
6月4日
今日は一昨日のことを書きましょうね。
昨日はあまりにもお腹いっぱいでいろいろと放棄しちゃいましたから。
一昨日はね、ナベ君と、仕事がお休みで絶望の都奈良からやってきたD社の直樹君とで、
京都で映画を観てきたんですね。
これ、けっこう有り得ない話なわけで、それもそのはず。
このなかで映画が好きで積極的に観るのは僕だけでね、
ナベ君と直樹君は普段は全然映画を観ない人で、
略奪資本主義が産み出した社会システム、
多数決という概念からいくと、
この3人が一緒にいて映画を観るというのは、
インド人がホストのパーティに行ってカレーを食べないですむのと、
一緒くらいの確率なわけなんですけれども、
そんな僕たちが満場一致で観た映画。
公用関数を最高地点で満たす映画。
それは、はい。『スクール・オブ・ロック』ですね。
これ、バンドをクビにされたバンドマンが、
小学校の先生になってロックの授業をするっていう映画でね、
「映画」というファクターでは共通項もなにもないような僕たちですが、
ことに音楽に関して言えば、
中学生のときにパンテラを聞き、ハード・コアとかミクスチュアを聞いたりもしつつ、
今はそのまま順当にメタルを聞いている直樹君。
小学校5年生のときにグリーン・デイの『バスケット・ケース』を聞き、
そこからどこがどうなったのか、おそらくハロウィン的ななにかのせいで、
今では主にメタルを聞いているナベ君。
中学生のときにビートルズを聞いて、そのまま道を踏み外すことなく、
順当にメタルとヒップ・ホップ以外ならなんでも聞くようになった宮本圭君。
おわ。ここでも僕は村八分やないですか。
まあ、ね。ジャンル的にはかなりちがいますが、
音楽が好きやという大筋はおなじなわけで、
そんなところで、満場一致でこの映画を観たんですね。
うぅん。まあまあでしたかね?
おもしろくないことはないんだけれど、特別なにがあるわけじゃないし、
音楽もあんまりカッコ良くなかったなぁ。なんてね、
そんなことを思いながら映画を観おわって横に座ってた直樹君のほうを向きますと、
直樹君は言いましたね。僕と目が合うなり言いましたね。
「いやぁ、感動やね。映画館で泣いたんなんて初めてやわ」
僕があんぐり口をあけてなにも答えられないでいると、
僕の逆側のとなりに座っていたナベ君も、僕の背中越しに直樹君に、
「うん。かなり良かったよね。俺も泣きそうになったわ。
『音楽は俺のすべてなんだっ』とかって、1回で良いから言ってみてぇ」
とか言ってます。おわ。ここでも僕はつまはじきなわけで、
なんでも直樹君のなかでの今まで観た映画トップ3にランク・インするらしいです。
うぅん。僕はそこまでおもしろくはなかったですねぇ。
サウンド・トラックを買わなかったくらいなもんです。
ちなみにナベ君は買ってました。
6月2日から3日
昨日、新しいマウスを買いました。
昨日のことを書くのはこれくらいにしておきましょうね。
いや、たしかにそれ意外にも書くことはあって、
なんせ昨日京都に行っていたんですから。
それに映画も観ましたし。
しかし、そんなこと書いていられるかと。
っていうか、そんなこと今の僕が書けるかと。
いやいや今日はね、夕方くらいに電話がかかってきまして、
そのときはたまたま電話とれなかったんですけれども、
着信履歴を見るとヤスヲ君からで、
正直ね、その履歴を見たとき、
すこしいやな汗が背中をつたい、僕はこう思いましたね。
「このまま放置プレイにしてしまおうか?」
と。用件はもうわかってるんです。あれです。是非、無視したい。
けれども、基本的に善良な僕がそんなこともできるわけなく、
とりあえずは、コール・バック。
「もしもし。さっきはわりい。どうしたん?」
「いや、晩ご飯でも一緒に食べに行かへん?」
来た。やっぱり。でも、ヤスヲ君はただ漠然と、
「晩ご飯」とだけ言っているので、
もしかしたら、もしかしたらという可能性もあります。
それに賭けてみるのもわるくはないですね。
「ん?べつにええよ。どこで?」
「え?そんなんお前、聞かんでもわかるやろ?あっこやん」
あぁ。あっこですか。やっぱりです。聞くだけ僕が馬鹿でした。
しかし、ここで折れずに粘ってみるのもわるくはないですね。
「ま、マジで言ってんの?」
「うん。今日、俺、仕事休みやし」
「いや、たしかに昨日、近々あっこに行こうみたいなメールを、
君には送ったけどやね、(送っとるんかい)
俺は『近々』と言ったんであって、
決して『明日』と言ったわけじゃないんよ?」
「いやぁ、今日かなぁと思てなぁ。
とりあえずもうちょっとしたら迎えに行くから、家で待っといて」
というわけで、今日はヤスヲ君とご飯食べに行ってました。
どこに行っていたのか、くわしくはこの3月の日記の、
30日から31日っていうところと、
3月24日から25日っていうとこを読んでみてください。
ひどい話です。僕が肉飯を食うか?僕が肉飯に食われるか?
いやいや、今日は僕は肉飯食べちゃいませんけどね。
焼き飯です。「大」はついていません。そんなのつけられるか。
6月1日
昨日からやっぱりちっともマウスが動きませんし、
かと言って、それを買いに行ったわけではなく、
今日は別にパソコンつかわなくても、
別にマウスが動かなくてもできること、
今日は書道をやっていました。
いや、別に遊んでたわけじゃなくってね、
今やっているお仕事にちょっと必要でね、
すんごい部屋の奥から墨汁とか筆とかいろいろ出してきて、
サラサラとなんて書けるわけがない。
いやいや、書道だかお習字だか呼び方はこの際なんでも良いですが、
何年ぶりなんでしょうかね?筆で字を書くの。
中学卒業以来ですよね。それは確実です。
お習字のときに良く、
「心を静めて落ち着いて」
という明鏡止水的なことを言うと思いますが、
これ、ほんまですね。
あの、すこし矛盾するんですけれども、
かなり大胆に書かないといけないんですね。
字を書くときは。いくら落ち着いていても、
ゆっくりとおずおずと書いていては、
ええのはできないんです。いくと決めたら一気にいかんと。
でもね、こう、かなり調子良く来てて、
そうなってくると、ふわーっとテンションもあがってくるわけです。
そのフル・スロットルなテンションのまま、
最後の跳ねとか払いまでいってしまうとね、
これはこれはかなりえらいこっちゃになってしまうわけです。
もうなんか、勢いだけ。な?ええやろ?
好きやねん。おまえのことが好きでしゃあないねん。
裏切らへんな?今日はわしのこと裏切らへんな?
みたいな事態になってしまうわけで、
それはねぇ、もう目も当てられないわけですね。
そうならないために、その最後のフィニッシュ、
跳ねと払いのまえに一旦、カルム・ダウンをすると。
スポーツで良く言う、
「身体はホットに、頭はクールに」
っていうね、これが大切だと、二十歳をとっくに越えた今やっとわかりました。
あと2、3日はお習字します。