6月29日

全体はひとつの流れのようなものに、
すこしばかりの決心とすこしばかりの偶然、
すこしばかりの賢さとすこしばかりの勇気、
すこしばかりの確率とすこしばかりの信仰、
すこしばかりの行動とすこしばかりの出来事からなる流れになる。

これはキルケゴールさんが言うてることなんですけど、
いや、ごめんなさい。ただ書きたかっただけです。
しかもキルケゴールさんは文脈上この文章を、
まったく良い意味でつかってなくて、
こんなことではだーめーって言ってるんだけどね。
そんなことよりも昨日書いたフレブさん、
もともとはトップ下の選手らしいですよ。
いや、サイドもできるという話ですので、
基本路線としてはフレディんところでしょうけど。


6月28日

なにやらたいそうおもしろいよとの話を聞きまして、
今日は一日ゆっくりとした日でしたので、
今日は夕方に『ミッドナイト・ラン』っていう映画を観ました。
あれだね。たまにこういうの観るのも良いよね。
とても心おだやかに観れる。超のどか。
あー。僕はきっとちっちゃいときにこういう映画をたくさん観て、
それがきっかけで映画が好きになったんだよねー。
晩ご飯食べながら観たなんとか洋画劇場とかさー。
なんてことをほのぼのと思い出す、
なんていうか、じいちゃんがなんであないに毎週水戸黄門を飽きもせずに観るのかが、
この歳でおぼろげながらにわかっちゃうようなそんな映画でしたね。
いや、たしかにこの『ミッドナイト・ラン』観るのははじめてなんだけど、
さっきも言ったなんとか洋画劇場でよくやってた、
すくなくとも1年に1回は絶対に放送してた『48時間』と、
非常に良く似た芸風の映画だったんですね。っていうか、ほぼ一緒。
だから僕はこんなじいちゃんみたいなことを言ってるわけです。
んー。 『48時間』とか懐かしいよね。ほんとに。
映画ってそもそも娯楽なんだよねってことを思い出させてくれる、
素敵で牧歌的なアメリカン・エンターテイメント・ムーヴィーでした。
(アメリカンって単語をハリウッドって単語にかえてもオーケー)

かねてからアーセナル移籍とのうわさのあった、
シュトゥットガルトのアレクサンドル・フレブ選手が、
アーセナルに移籍したと公式に発表されましたね。
いや、しょうみの話ブンデス・リーガは全然観てないので、
僕はこの選手のこと実際に観たことないんですけれども、
なんでもベラルーシ代表のサイド・ハーフで、
両足ともに使えるドリブラーらしいですね。
なんかキープ力が尋常じゃないとのうわさも。
ええっと、たぶんこれはあれです。
偏頭痛持ちで、プレイ・スタイルゆえに良く怪我するから、
へたしたらシーズンの半分くらいお休みするフレディ(リュングベリね)のバックアップか、
CLのアウェイには一緒に行けない(飛行機乗れない)ベルカンプさんの代役的な、
そういうつかいかたをするんでしょうかね?パスもできるらしいし。
いやいや、これはええ補強ですよー。噂がほんとならね。
ピレスさんもええ加減おっさんになってきたし、
攻撃オプションとしてはなかなかなんじゃないですかね。
ベラルーシ出身ということで、ロンドンの天気もけっこう平気だろうし。
いや、これはただの想像と偏見だけど。
っていうか、これでショーン・ライト・フィリップス獲得はなくなったんかな?
SWP来て欲しかったんだけどな。
あ。あとはセンター・バックを1枚取って。おねがいだから。
とにかく、フレブさん、ウェルカムです。
あと、テイラーさん、ヴィラでもがんばってくださいね。


6月26日から27日

昨日は『オープン・ウォーター』っていう、
けっこうまえから観たすぎた映画を観てきまして、
んー。おもしろかったですねー。こわかった。

これね、ダイヴィングに出かけたカップルが、
わー。見て見て。大きいうつぼよ。
いやいや、僕のうつぼだって負けてないぜなんて言いながら、
けっこうそれなりにダイヴィングを楽しんでたんだけど、
オーケー、ハニー。そろそろ時間だ。
今夜は君に僕のうつぼでジャックナイフだとかってうえにあがってみると、
帰るための船がない。どこを探しても見当たらない。
いるはずの地元ガイドはなぜかもう帰っちゃってて、
ふたりは海のどまんなかにとりのこされてしまいます。
自力で泳いでなんとかしようにも、彼らがいるのはオープン・ウォーター(外海)
陸地は遠いし、潮の流れだって速い。
ふたりは静かに海のまんなかで漂って、
ただひたすら救助を待つことにするんだけどって映画です。
いや、っていうか、ストーリーなんてほとんどない。
ただ海のまんなかでふたりの男女が浮かんでるだけの映画です。

でもね、ただ浮かんでるだけじゃないんですね。そんなに自然は甘くない。
ふたりがとりのこされたあたりは鮫の生息地。
鮫がふたりのまわりをうようよ取り囲み、
ふたりを食べてしまおうとぐるぐる狙っているわけで、
これはもうヤバいと。なんか近くでバチャバチャ言うてると。
で、なにがすごいかって本物の鮫をつかってるところ。
なんかお金がなくてCG使えないから、
あー。じゃあ、本物の鮫ならCGより安いんじゃね?それで良くね?なんて、
パンがないならケーキをっていうよりも無茶な、
こっちのが絶対暴動起きるっていう方法で撮影してるんですね。

ほんとね、ずっと水につかってるから体力はどんどん削られていくし、
ぽつんとふたりっきりで救助を待ってても、
救助なんていつまで経ってもやってこない。
そんな孤独で絶望的なシチュエイションで、
鮫がまわりで自分達を虎視眈々と狙ってるなんてね、
そういうプリミティヴな恐怖を思いっきり体験できます。
おもしろかったです。っていうか、こわかった(最初にも書いたけど)
ただ、僕としてはもう少し時間が長くっても良かったかなーなんて思います。
もしあと10分上映時間が長くって、
海に浮かんでるシーンをもう少し執拗に、ねちっこく見せてくれたとしたら、
確実に発狂できたと思う。オシッコちびってたと思う。いや、マジで。
んー。でも、あれ以上やると観ててダレてしまう人もいるだろうし、
あれくらいの時間(75分という脅威の短さ)でちょうど良かったかもですね。
あれ以上長くするとなると、
たまたま通りかかった船にふたりは必死で助けを求め、
船もそれに気づいてふたりに近づいてくるんだけど、
ふたりの目のまえで氷山に衝突→船がまっぷたつに割れ、直角に沈んでいく。
ジャックはなんとかローズだけでも助けようと、
いや、ごめんなさい。


6月25日

今日はプラトンさんの『饗宴』についてですね。
この「饗宴」っていうのは、もともと「一緒に飲む」って程度の意味で、
おっさんたちが何人かでお酒を飲みながら、
上司の愚痴なんかを言いあっておだをあげるかわりに、
愛の神エロスを賛美する演説をひとりずつ順ぐリにおこなっていく本です。
で、そのおおとりをやっぱりソクラテスがつとめるわけなんですけれども、
あれなんですね。この、

folks roamed the earth like big rolling kegs
they had two sets of arms
they had two sets of legs
they had two faces peering out of one giant head

っていう歌詞の"origin of love"の元ネタは、
この本のアリストパネスさんの演説なんですね。
"origin of love"は『ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ』のなかで歌われる曲で、
いや、このサントラはええですよ。映画ももちろん素晴らしいです。


6月24日

プレミア・リーグの来シーズンのスケジュールが発表になりましたね。
アーセナルは開幕戦でニューキャッスルと。いきなりビッグ・マッチですね。
っていうかね、来期はシーズン序盤がけっこう厳しい。
8月13日のニューキャッスルにひきつづき、
8月20日の第2節はアウェイでチェルシー、
ミッド・ウィークの8月23日にフルアム、
8月27日にリヴァプールで9月10日にミドルズブラ、
ミッド・ウィークにCLグループ・リーグはさんで、
9月17日にはホームでエヴァートン。
んー。CL明けのエヴァートン戦は、
エヴァートンもCL出場してる(予備予選を通過したと仮定して)ので、
けっこう簡単に勝てちゃうかもだけど、
あー。早くシーズンはじまんないかな。

ボニー・ピンクさんのニューアルバムを買いまして、
まあ、ニューアルバムって言っても、
オリジナルじゃなくってカヴァー・アルバムなわけで、
このなかにサザン・オールスターズの「真夏の果実」が入ってて、
正直言ってあんまり良くないし、
これじゃあ、カヴァーじゃなくてただのカラオケやんって感じなんだけど、
まあ、でもそれはそれで別にかまわないわけで、
じゃあ、オリジナルの「真夏の果実」をひさしぶりに聞こうかなーなんて思って、
サザン・オールスターズのベスト盤を探したのに見つからない。
CD棚のどこを見ても見つからない。マジ?いや、マジ。
んー。たぶんだれかに貸すかなんかしたままそのままなんでしょうね。
たしかにそういう貸しっぱなしのCDって何枚かあるのは知ってたんだけど、
サザンもかー。ほんまかー。
さらにタチわるいことに、だれに貸したのかっていうか、
ほんとにだれかに貸してるのか、
あるいは僕が真顔でなくしちゃったのかすらおぼえていません。
困ったこってす。


6月23日

昨日書いた『クローサー』の文章に、
「きっと何年かしたら観たことすら忘れちゃう類いの映画でした」
って書きましたよね。ほんとうはそのすぐあとに、
「たとえば○○(映画の名前)のようにね」
って書こうと思ってたんですけれども、
その○○のなかに入る映画が思いつかなくってね、
結局書かずじまいにしてしまったわけですよ。
そりゃそうだ。観たことすら忘れてしまった映画のタイトルなんて、
そもそも思いだすことなんてないから忘れてしまったんだし、
それを思い出せなんてなかなか逆説的な話なわけですけれども、
思い出した。この○○のなかに入る映画のタイトルは、
たとえば『裏切り者
ほんとこれはどうでも良い映画ですねー。内容完忘れ。
こんなのよく思い出せたよね。
いや、もうひとつ『殺人ドットコム』って映画も候補にあったんだけどさ、
こっちはタイトルがちょっとおもしろいからね。殺人ドットコムて。

えー、そんな話はどうでも良いとして、
昨日はアンドレイ・タルコフスキー監督の、
惑星ソラリス』を観ましたよ。やっと観ました。
んー。たしかにソダーバーグの『ソラリス』よりはおもしろいかもだし、
まだ原作の『ソラリス』に忠実なのかもだけど、
「こっちのがまだマシ」ってレヴェルですかねー。
とりあえず長いよ。170分ってどういうことよ?
途中で1回寝ちゃいましたよ(ちなみにソダーバーグの『ソラリス』は2回寝ました)
あれだけ波瀾に富んでて緊迫感みなぎる原作を、
なんであんなうだうだした冗漫な映画にするのか?と。
主人公はACミランの監督のカルロ・アンチェロッティそっくりだしさー。


6月21日から22日

昨日はいまさらながら『クローサー』っていう映画を観てきたんだけど、
んー。なんて言いましょうかねー?
おもしろかった?って聞かれたら、いまいち素直にうんとは言えないし、
それならつまんなかったの?って聞かれても、
そんなにつまんなかったわけじゃないし、
じゃあおもしろかったんだって断定されると、
いや、ちょっと待って。決しておもしろいわけじゃないんだけど、
つまんないってほどでもない。なんていうか、すごい微妙な感じ。
うわっひゃー。おもしれーとかってテンション上がったりはしないし、
クソおもしろくない映画撮りやがって、
しゃあくぞどるぁああっていうテンションの上がりかたもしない。
もうね、これを観ても観なくても僕の今後には一切なんの関係もない、
きっと何年かしたら観たことすら忘れちゃう類いの映画でした。
んー。キャストが異様に豪華なだけの映画だったですねー。
いや、でも、ナタリー・ポートマンはきゃわいかったです。


6月20日

なんちゅーか、あれだね。
普段あんまり飲まないビールとか飲んじゃうと、
やっぱり酔いますよね。ほんとに。
ええっと、最後にビール飲んだのって、
ナベ君とチャーハンに行ったときだから、いつ?4月?
なんぼひさしぶりやねんと。あと、なんぼ弱いねんと。
ソーダ・グラス1杯のビールで酔っぱらうなんてさ。
ね、眠い。


6月18日から19日

途中で読むのやめたほんのことを書くなんて、
まったくフェアじゃないかもしれません。
こんなことよりももっと書くことはいっぱいあるし、
読みおわってまだ書いていない本もたまってるしね(5冊も)

まあ、でも、とりあえず今日は、
100ページでうんざりして読むのやめた、
ミラン・クンデラさんの『存在の耐えられない軽さ』のことを書こうかな。
っていうかこれね、正味の話超有名な本だし、
はっきり言って文学的評価も高いですよね。
でもなー、あきませんでしたねー。
この本はようするに愛だの恋だの言ったりする本なわけで、
なんちゅうか、おめーらみたいなもんはどーせこんな感じなんやろ?
みたいななんか読者を見下した態度っていうか冷笑的っていうか、
そういう底意地のわるい感じがするんですよねー。
こういう芸風って僕はきらいなんですよね。
おんなじ感じの三島のユッキーとかも好きじゃないしさ。
人を小馬鹿にしくさりやがって。この腐れホモが。眉毛無駄に太いねんみたいなね。
そんなことを思ってしまう1冊でした。僕のスタイルにあいませんでした。
でも、とりあえず映画のほうだけでも観ようかなと。
今日ちょうどお友達が映画はおもしろいよー。
なんて言ってましたしね。


6月17日

今日は更新お休みです。
なんにせよ今日は疲れすぎました。
いや、筋肉痛とかじゃないよ。
あんな運動量で筋肉痛にはなりません。


6月15日から16日

「あら。パンがないならケーキを召し上がればよろしいのに」
って言って人民を怒り狂わせたのはアントワネットですが、
オフシーズンでサッカー観れないこの鬱積した欲望の捌け口を、
僕はどこに見いだせばよろしいのでしょうか?
「あら。サッカー観れないならサッカーすればよろしいのに」
はい。そのとおり。昨日はD社のサッカー大会でした。

っていうか、なに?なんなの?昨日の僕は。
ひどい。ひどすぎる。もうね、グダグダ。
なんていうかさ、サッカーのあとってこう、あるでしょ?
あのときこうしておけば良かったとか、
あのときパスを選んだけどあのシチュエイションではシュートのほうが良かったとか、
いくら調子が良くって素晴らしいプレイをしていても、
いろいろと部分部分で反省すべき点ってのはなんなりとあるもんなんですけれども、
もうね、昨日の僕はそれどころじゃない。
あそこがとかここがっていう問題じゃなくって、全部だめ。
昨日はチーム全体もなんか調子良くなかったですので、
まあ、それはしかたのないことかもしれないし、
僕が調子が激わるかったから僕のせいで負けたとか、
そんな大物っぽいことは僕はよう言えませんけれども、
それでも、僕の調子がもうちょっとまともだったら、
っていうか、チームのなかでダントツで僕が良くなかったですからね。
ダメすぎ。マジで死にたい。いや、死なせて。
なんちゅうかね、僕がもしいまから1週間前に戻れるとしたら、
試合中にバテないように(だめだった原因の大半はこれ)プール行くなり、
なんなりするとか、公園でリフティングでもしておくとか、
そんなことをするんじゃあなくって、
とりあえず直樹君に電話して、
6月15日のサッカー欠席しますって言うところからはじめます。
もうね、それくらいアカンでしたねー。
んー。ホームでおマンチェに2-4でボコボコにされて負けた2月のリーグ戦、
アウェイとはいえ1-4でボコボコにされて負けたCLバイヤン戦。
それくらいの落ち込み様です。


6月14日

最近なんか読んだ本のことを書かないで、
冬眠まえのリスのようにためこむ癖がありまして、
現にいまも5冊もたまっていますので、
きょうはさらっとセーレン・キルケゴールさんの『哲学的断片
のことを書きます。

この『哲学的断片』はね、
「永遠的意識に対して歴史的出発点は存在しうるか。
この出発点はいかにして歴史的なもの以上の意味を有しうるか。
歴史的知識のうえに永遠の福祉を築くことは果たして可能であるか」
っていう超長い副題がついていまして、結局、
「キリスト教こそ歴史的であるにもかかわらず、
むしろ歴史的であることそのことによって、
人間にその永遠の意識への出発点を与える唯一の歴史上の現象であり、
単に歴史的なものを越えたものとして人間の関心をひき、
その福祉を歴史的なものとの関係において基礎づけるところの唯一のものである」
ってことらしいです。
結局またそれかよっていう結論ではありますけれども、
こういう本ってそれにいたる過程を楽しむものですからね。
それにしてもキルケゴールさん、毎回論理的に飛躍し過ぎだよ。
いや、まあ、本人がそれでオーケーっていうか、
そうせざるをえない的なことをいうてるんで別にええんですけどね。


6月12日から13日

昨日はヤスヲ君ともうひとり香里園の近所に住んでるお友達とで、
香里園満腹ツアーに行ってました。
ムラカミさん的に言えば、ごく控えめに言って食べ過ぎたよ。
あるいはそれはすでに満腹と呼べないのかもしれない。
ってくらい、中華料理を食べてきました。
計ってないけど3キロくらい太ったね。絶対に。

バンド・アパートの新譜を買いましたよ。
んー。まあまあカッコ良いですかね。
あいかわらず歌はあんまりうまくないし、
英語もなに言ってっかなんにもわかんないくらい下手くそだけどさ。


6月11日

今日は『シリアル・キラー アイリーン「モンスター」と呼ばれた女
っていうドキュメンタリーのDVDを。
これはね、アイリーン・ウォーノスの逮捕から死刑までを追ったもので、
事件自体にはあんまり触れずに、
なぜアイリーンは「テッド・バンディでさえ無期懲役を提示されたのに」死刑になったのか?
を追求していこうとするドキュメンタリーです。
昨日の『モンスター』がアイリーンがタイラ(映画のなかではセルビー)に出会ってから、
7人もの男性を殺して逮捕されるまでがほとんどの映画で、
こっちは裁判から死刑執行までのアイリーンについてのDVDなんだけど、
もうね、両方ともあまりにも悲惨で、
つまり彼女の人生は最初から最後まで惨澹たるものだったわけで、
たしかに『モンスター』のほうは映画的脚色、
あくまでも「事実をベースとした物語」であったとしても、
ちょっと、これはかなりへこみますよね。

なにが一番へこむかって、実際のアイリーンのほうが、
映画のなかのアイリーンよりひどい生い立ち(こんなことって普通ある?)ってことで、
親父はペドフィリア(幼児性愛者)で精神に障害があって、
母親がアイリーンを産んだときすでに離婚してるんだけど、
アイリーンを産んですぐに母親が家出。
祖父のところに兄とともに預けられるんだけど、
じいさんもペドフィリアでアイリーンに対して性的虐待をおこなったり暴行をくわえたりしていた。
っていうか、アイリーンの実の父親はもしかするとこのじいさんなのかもしれない。
生きるために9さいの時からフェラチオでお金を稼ぐようになって、
兄貴のキースともセックスしていた。
13さいの時にだれの子かわかんない子供を出産。その子供は養子に出され、
アイリーンはじいさんの家から勘当されて、
森のなかで暮らしたりしたのち、ヒッチハイクしながら売春して暮らす。
いや、ほんとに、なんていうか、
「もし、わたしがまともな家庭に育っていたら、
模範的なアメリカ国民になっていたと思う。
この《まともな》っていうのは、
家族全員が支えあって、兄弟姉妹もだれの子供かわからないとか、
腹違いの兄弟なんかじゃないってことよ」
って、インタヴューのなかで言ってもおかしくはないですよね。

両方とも(映画もこのドキュメンタリーも)かなりハードにへこみますけれども、
ぜひとも観て欲しいなと。
とりあえずね、彼女はただモンスターと「呼ばれた」だけなんですよね。


6月10日

ええっと、今日は『モンスター』って映画観たんですけれども、
シャーリーズ・セロンすごいですね。
ヤバい。ちょっとなにかが降りてた。
そらアカデミー賞とりますよね。
実在の殺人犯アイリーン・ウォーノスを大熱演。
ストーリーは、ええっと、なんていうか、
うぅん。観おわってから『ごっつ』のDVD観たくなりました。
いまも観ながらこれ書いています。そんな感じ。暗いよ。
兄貴おもしれーなんて言いたい気分になる映画です。
アイリーン・ウォーノスについてはこちら


6月9日

晩ご飯食べてるときにいきなり鼻がつまりだして、
それ以降ずっとずるずるしてんだけど、なんででしょうね?

んー。今日は書くことないねー。
あ、サッカーのことを書きましょうか。
日本代表がワールドカップの出場権を、
なんと世界で一番はやく獲得しちゃいましたけれども、
そういえばもうすぐコンフェデレーションズ・カップですね。
いや、まあ、大会規模としてはそんなに大きくないし、
みんながタイトル狙いに行く大会でもない、
あってもなくても、っていうか、
いまのヨーロッパのクラブのスケジュール考えたら、
コンフェデなんてないほうが良いに決まってるんですけれども、
それでもね、いまはなんといってもオフシーズン。
サッカーなくて超暇な週末を過ごしている僕ですので、
楽しみにしているかと思いきや、
んー。いまの僕のテレビはスカパー解約しちゃったから
いまはアーセナルTVしか観れないという、
なんかそんなちょっと変態チックなことになっていますので、
どうしようかなー。契約しなおそうかなー。
予選カードでアルゼンチン vs ドイツとか、
ブラジル vs ギリシャなんていう熱いカードもあるしなー。
なんて思いつつ、日本はメキシコ、ギリシャ、ブラジルと当たるんですね。
こ、これはちょっと厳しくないですか?
ユーロ2004の優勝国ギリシャと、
2002年ワールドカップ優勝国のブラジルに、
変態カニばさみフォワードのブランコのいる(まだいるんかな?)メキシコですか。
ええっと、とりあえず、いまの日本ではレイプされると思います。
正直言ってアジア予選の相手とは格がちがう。
でも、まあ、ワールドカップ出場に浮かれてるのを、
このコンフェデでボロ雑巾のようにレイプされて、
それでいまのままではちょっとヤバいぞと、
システムとか考え直さないと世界ではやっていけんってなれば、
それはそれでオーケーだと思います。
しょうみ、現時点の日本代表において、
トルシエ監督の時のベスト16よりうえの記録を狙えるとは、
とてもじゃないけど思えませんからね。


6月8日

えーっと、真顔でまたやってしまいました。
サッカー観るの忘れてた。最後の10分だけ観ました。
んんとね、それまでは真顔で映画のDVD観てて、
それは廉価版が出たから買った『ハイ・フィデリティ』なんだけど、
むかいのお家がなにやら騒がしいぞと。一家騒然だぞと。
あー。なんかスポーツの試合でも観てるんかなー。
そういえば今日、北朝鮮と試合あっ……あーーーーっっ。
ヤバい。そうだった。日本代表あるんだった。
何時からだ?何時にキック・オフだったんだ?
まだ間に合う?いまからがんばったらまだ間に合う?
なんて言いつつテレビ観てみたら後半の35分。
スコアは1-0。どうやらさっき点が入った模様。
なるほどね。ずっと0-0で来てて、
後半のおわりにやっと点入ったから一家騒然大歓声なんだね。
いや、まあ、これ(見逃したこと)は110%僕がわるいし、
民放映らない(アンテナ抜いてる)僕のテレビもわるくって、
そもそも民放映らなくしたのは僕だから、
結局やっぱりどこを見回しても全部僕がわるい。
でもさー、もうちょっと早い時間帯に、
たとえば前半の10分とかに点入ってたら、
そのときもやっぱりむかいのお家は大歓声だと思うし、
そしたら僕もその時点で気がついて、
もっとはやい時間帯からサッカー観れたと思わ、
ないですね。ごめんなさい。勝ったから良いけどね。

オアシスの新譜買いました。
んー。どうなんでしょうかね。
まだ一周しかとおして聞いていないから、
まだなんとも言いようがないけれども、
なかなか全体にまとまった良いアルバムなのかもね。
とりあえず、まえのふたつのアルバムよか良いと思う。
いや、たしかに、セカンド・アルバムみたいな爆発感はないけどさ、
それってあとのほうのビートルズが"Twist and Shout"みたいな曲つくんなかったのと、
きっと一緒のことですよね。このアルバム、最後の曲はええですよ。


6月7日

昨日書きました『シーシュポスの神話』のなかに、
「フランツ・カフカの作品における希望と不条理」
というタイトルの論文が附録のかたちでついていまして、
ほんとうはこの論文も本編に組み込まれるはずだったんだけど、
それがなぜに附録かと言いますと、
カミュさんがこの『シーシュポスの神話を発表しようとした時期は、
ちょうど大戦下にあたるころのことで、
ユダヤ人のカフカを賞賛するような論文はちょっとまずいんじゃない?
って出版社が屁たれるかどうかしてそのときははずされたらしいんですね。
それのかわりに書かれたのが「キリーロフ」だったかな?
で、戦争がおわったあとにその部分が附録として掲載されるようになって、
いまにいたっておると。まあ、そんなところらしいんです。
というわけで、フランツ・カフカさんの『審判』読みました。

今日のカミュさん(特別企画)

(小説における)自然らしさとは、ある人間の生の奇怪さと、
その人間が奇怪な生を受けいれるときの素直さとのあいだに感じられる距離に正比例するのだ。
「フランツ・カフカの作品における希望と不条理」


6月6日

右足の付け根んところのリンパ腺が朝から痛くって、
リンパ節がオレンジのように腫れて、
じくじくと膿を垂れ流すという、
アルベール・カミュさんの『ペスト』を思いだして戦々恐々としつつ、
まあ、なんで痛むのかに心当たりありまくリですので、
今日は『シーシュポスの神話』について書こうと思ったんですけれども、
うーん。これ、書くことある?
ここにも去年くらいに書いたことあるし、
僕にしたってこの本読むの3回目か4回目だしね。

「もし、人間のなかに永遠なる意識がないとしたら、
もし、いっさいのものに根底にあるものが狂暴に荒れ狂う力でしかなく、
この力が大いなるものをも些細なるものをも、
あらゆるものを暗い激情の嵐のなかで生み出すのだとしたら、
もし、けっして満たされることのない底なしの空虚が、
いっさいのものの下にかくされているとしたら、
そのとき人生とは絶望でなくてなんであろう?」
とキルケゴールは言うかもしれないが、
それでもそれが、人生が絶望であることが真実であるならば、
僕はその真実を選ぶであろう。

ってところのカッコ内は、
キルケゴールさんの『おそれとおののき』からの引用だったんだね。
ってことくらいしか、目新しいことはないってもんです。


6月5日

今日、映画の話をしていて、
『50回目のファースト・キス』って知ってる?
知らない。だれが主演?みたいなことを聞かれたときに、
普通に「ドリュー・バリモア」って答えてしまった。
「武田鉄也」って言えば良かった。
それだけが悔やまれます。

このまえにね、
「ヴェトナム・コーヒーはもしかすると、
アイスで飲むのには適さないのかもしれない」
みたいなことを書きましたよね。
それはね、ヴェトナム・コーヒーはアイスにすると、
なにぶん濃すぎてネタネタするからなんですけれども、
今日、やっとのことで牛乳を足して、
アイス・カフェオレ的にして飲むことに思い当たり、
試してみると、うん。おいしかったです。
アイス・カフェオレ(ほんとうはアイス・カフェ・オ・レなんだけど、
マルコス・エバンゲリス・ジ・モラエスみたいなことになるので、
カフェオレって書きますね。マルコス〜っていうのはカフーの本名)
ええっと、なにが言いたかったんだっけ?
すくなくとも僕はカフーの本名なんか書きたく、
あ、そうそう。アイス・カフェオレつくるときはね、
いつもつかってる普通のコーヒー豆(モカとキリマンジャロ混ぜたの)
に牛乳とメイプル・シロップでつくるんだけど、
ヴェトナム・コーヒーとコンデンス・ミルクと牛乳でもええですね。
気づくのおそすぎ。まあ、良いけどね。
あと、だれか僕にカフェオレとカフェラテのちがいを教えてください。


6月4日

「先取防衛」とか「堅守速攻」とか、
サッカーの戦術における四字熟語って、
ほかにもいろいろあると思うんだけど、
とりあえず昨日の日本代表ほど、
「無為無策」って言葉が相応しいチームはないと思うよ。
いやー、前半の残り30分間と、
後半終了まえの5分だけしか観てない僕が言うのもなんだけどさ。
あんなクソつまらない、スタイルもなにもないサッカーで満足するほど、
僕は寛容ではないですよ。ほんとうに。
いまの日本代表に必要なのは、あれです。
まともな監督とモリシですね。いや、本気で。


6月3日

オフシーズンでアーセナルの試合がない、
僕の週末の退屈な夜を日本代表は埋めうるか?
今日のポイントはそこです。
まあ、おもしろくなかったら、
FAカップのダイジェスト番組の再放送でも観ることにします。
ジーコが監督になってからほんとつまんないですからねー。


6月2日

いやー、すごい。すごいね。
あのね、このまえ『バタフライ・エフェクト』のことを書いたときに、
たしか一緒のようなお話だったよねーなんて言いつつ、
ドニー・ダーコ』を借りてきたなんてことを書きましたよね?
ヤバい。ほんとうに芸風一緒だった。
実は『ドニー・ダーコ』のことは昔観たもののあんまりおぼえていなくって、
なんていうかさ、オアシス聞いたからビートルズも聞いてみよっかなーっていうか、
ジャッキー・チェン観たしつぎはジェット・リーかなーみたいなね、
なんかそういうすごく軽い感じで借りてきたわけですけれども、
いったいなんなんだ?と。そっくりやんけと。
いや、ストーリーはもちろん全然ちがうけど、芸風がね。

ある日、でっかいウサギの格好をした「フランク」っていうのに、
世界のおわりまでのこり28日6時間42分12秒だと告げられたドニー・ダーコ。
世界はあと28日6時間42分12秒でおわる?まさかね。
なんて言いつつけっこう普通に高校行ったり、
普通にガール・フレンドができたりして、
ほんとうに普通に暮らしたりするんだけどってお話です。
で、さっきも言ったけど、芸風一緒。
どこがどう一緒なのかを言ってしまうと、
同時に2本の映画のネタバレをしてしまうという、
空前絶後の犯罪的行為になってしまいますので、
なにも書きませんけれども、
内容とは全然関係ないところで、
両方とも出演者のひとりがそれぞれの映画を気に入って、
制作にかかわってるところですかね。
この『ドニー・ダーコ』はドリュー・バリモアさんがプロデューサーになってますし、
『バタフライ・エフェクト』は主演のアシュトン・カッチャーさんがプロデューサー。
ね?これだけでもなんかおんなじ雰囲気を出しとるわけですよ。
まあ、こういうのは良くある話だとしてもさ。

そしてだな、ここからがややこしいんですけれども、
「そういえば、これって『バタフライ・エフェクト』に似てたよねー」
なんてほんの軽い気持ちで観た『ドニー・ダーコ』が、
『バタフライ・エフェクト』よりもずいぶんおもしろかったぞと。
っていうか、めちゃめちゃおもしろいですよ。
「好きな映画はなに?」って聞かれたらこれを挙げても良いくらい。
いままで内容ぜんぜん忘れてたくせに良く言うよって話だけどね。


6月1日

6月ですね。
今日は暑かったことだし夏の準備をしようと、
窓開け放して1時間ほどクーラーの試運転をしたあと、
うれしくなってクーラーつけっぱなしにしてやりましたよ。
30分くらいでやめたけどね。

というわけで、今日はフィリップ・K・ディック(めんどくさいので、
つぎからはPKDって書きますね)さんの、
流れよわが涙、と警官は言った』について。
もともとは歌手なんだけど、
いまはタレントとして人気をはくしている円広志みたいな芸風の主人公。
そんな彼がある日目覚めると、そこは見たこともない汚いホテルの一室。
そして、自分に関するあらゆるデータ、住民登録、
出生記録などがすべて消え失せていることがわかり、
しかも、彼の友人や恋人ですらも彼のことをまったく憶えていない。
自分はこの世に存在しないものとなってしまった。
昨日まではショウビズの世界でスポットライトを浴びていた自分が。

っていうお話で、んー。おもしろかったですねー。一気に読めますよ。
だんだんSFにもなれてきた。
SF的な設定にもすんなり入っていけるようにもなりましたし、
SFなのにやけに人間くさくて説教くさいPKDの芸風にもなれてきつつあります。
まあ、なんで主人公は一夜にしてこの世に存在しないもの、
異邦人になっちゃったの?っていうおちのところはちょっと弱いっていうか、
なんか奇抜すぎて逆にちっちゃくまとまっちゃってる気がしないでもないですが、
まあ、こういうのって、こんなもんですよね?
ミステリと一緒で途中がおもしろけりゃあそれで良いですよね。
うん。密室で殺人が起こって犯人はもちろんわからない。
っていうか、これって人間にはとうてい無理な不可能犯罪なんじゃないの?
って思ってたら、実はゴリラが犯人っていう、
エドガー・アラン・ポーの小説もあることだし、
そもそもこの『流れよわが涙、と警官は言った』では、
なんで?っていうオチの部分じゃなくて、
もっとほかのところが大事なところだしさ。おすすめですよ。